(設置)

第1条　地区住民の会合、営農研修、農産物加工、調理実習、地区内の各種行事を行い、地区住民の連帯意識の高揚、農家所得の向上及び生活改善を図るため、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第244条第1項の規定に基づき、上九瀬公民館を設置する。

(名称及び位置)

第2条　上九瀬公民館の名称及び位置は、次のとおりとする。

(指定管理者による管理)

第3条　上九瀬公民館の管理は、法第244条の2第3項の規定により、法人その他の団体であって、市長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に行わせるものとする。

(指定管理者が行う業務)

第4条　指定管理者は、次に掲げる業務を行うものとする。

(利用時間)

第5条　上九瀬公民館の利用時間は、午前8時から午後10時までとする。ただし、指定管理者は、必要があると認めるときは、市長の承認を得てこれを変更することができる。

(休館日)

第6条　上九瀬公民館の休館日は、12月28日から翌年1月3日までとする。ただし、指定管理者は、必要があると認めるときは、市長の承認を得て、臨時の開館日又は休館日を設けることができる。

(利用の許可)

第7条　上九瀬公民館を利用しようとする者は、あらかじめ指定管理者の許可を受けなければならない。許可を受けた事項を変更しようとするときも、同様とする。

(利用の制限)

第8条　指定管理者は、次のいずれかに該当するときは、許可した事項を変更し、又は許可を取り消し、若しくは利用の中止を命ずることができる。

(利用権の譲渡等の禁止)

第9条　利用者は、上九瀬公民館の利用の権利を他人に譲渡し、又は転貸してはならない。

(原状回復義務)

第10条　利用者は、その利用が終わったとき、又は第8条第1項の規定により許可を取り消され、若しくは利用の中止を命ぜられたときは、その利用した施設又は設備を速やかに原状に回復しなければならない。ただし、指定管理者の承認を得たときは、この限りでない。

(利用料金の納入)

第11条　利用者は、指定管理者に利用料金を前納しなければならない。ただし、指定管理者が後納を認める場合は、この限りでない。

(利用料金の収入)

第12条　市長は、指定管理者に利用料金を当該指定管理者の収入として収受させる。

(利用料金の不還付)

第13条　既に納入された利用料金は、還付しない。ただし、利用者の責めに帰さない理由により上九瀬公民館を利用できないときは、利用料金を還付することができる。

(損害賠償義務)

第14条　利用者は、故意又は過失により上九瀬公民館の施設又は設備を損壊し、又は滅失したときは、それによって生じた損害を市に賠償しなければならない。ただし、市長が特別の事情があると認めるときは、この限りでない。

(委任)

第15条　この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。