(設置)

第1条　水族や自然とのふれあいを通して、自然環境への意識の高揚を図るとともに、市民の健全な余暇の活動に供し、併せて本市の観光の振興に資するため、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第244条第1項の規定に基づき、小林市出の山淡水魚水族館及び小林市出の山名水ホタル広場(以下これらを「水族館等」という。)を設置する。

(名称及び位置)

第2条　水族館等の名称及び位置は、次のとおりとする。

(指定管理者による管理)

第3条　水族館等の管理は、法第244条の2第3項の規定により、法人その他の団体であって、市長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に行わせるものとする。

(指定管理者が行う業務)

第4条　指定管理者は、次に掲げる業務を行うものとする。

(利用時間)

第5条　水族館等の利用時間は、次のとおりとする。ただし、指定管理者は、必要があると認めるときは、市長の承認を得てこれを変更することができる。

(休館日)

第6条　小林市出の山淡水魚水族館の休館日は、毎週月曜日(その日が国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日に当たるときは、その翌日)及び12月29日から翌年1月3日までとする。

(利用の許可)

第7条　水族館等を利用しようとする者は、あらかじめ指定管理者の許可を受けなければならない。許可を受けた事項を変更しようとするときも、同様とする。

(利用の制限)

第8条　指定管理者は、次の各号のいずれかに該当するときは、許可した事項を変更し、又は許可を取り消し、若しくは利用の中止を命ずることができる。

(利用権の譲渡等の禁止)

第9条　利用者は、水族館等の利用の権利を他人に譲渡し、又は転貸してはならない。

(原状回復義務)

第10条　利用者は、その利用が終わったとき、又は第8条第1項の規定により許可を取り消され、若しくは利用の中止を命ぜられたときは、その利用した施設又は設備を速やかに原状に回復しなければならない。ただし、指定管理者の承認を得たときは、この限りでない。

(利用料金)

第11条　水族館等の利用者は、指定管理者に利用料金を納めなければならない。

(利用料金の収入)

第12条　市長は、指定管理者に利用料金を当該指定管理者の収入として収受させる。

(利用料金の減免)

第13条　指定管理者は、特に必要があると認めるときは、あらかじめ市長の承認を得て利用料金を減額又は免除することができる。

(利用料金の不還付)

第14条　既に納入された利用料金は、還付しない。ただし、利用者の責めに帰さない理由により水族館等を利用できないときは、利用料金を還付することができる。

(損害賠償義務)

第15条　利用者は、故意又は過失により水族館等の施設又は設備を損壊し、又は滅失したときは、それによって生じた損害を市に賠償しなければならない。ただし、市長が特別の事情があると認めるときは、この限りでない。

(委任)

第16条　この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。